★きらら 自分から出る声を聴こう ★

2012年5月23日水曜日

本屋 どりーみん♪ (RSF短編))

 あそべる本屋 どりーみん♪

本屋革命か?

2012年の意識革命後、発想の転換が徐々に世界市民に起こり、

貨幣経済も今とは違う形に・・・


どりーみん♪

オーナーの夢遊人(ゆめゆうと、作家で本屋どりーみん♪のオーナー)

はもっと肩の力を抜いて楽しめる本屋を作った。 原型はあの本屋にあり・・・


意識革命後、思想を自由に自己表現可能になり、それでいて他人の思想と喧嘩しない風潮。

SFコーナーにはブログで研鑽を積んだ新人作家専用のコーナーがある。

出版社は意識革命後に自然淘汰を余儀なくされ、詐欺やマインドコントロールをしていた出版社は、

意識浄化チーム(市民主導のボランティアチーム)で調査され、その結果がインターネット上で一斉公開された。

出版社自身がそれをどう受け止めるかが問われる。

1ヶ月の猶予しか世界市民は与えなかった。

裏から思想コントロールすることは徐々に出来ない流れに世界中でなっていった。

ひとりの者の発想でなく、全世界中であるときにいきなり起きた。

国際連合も国もちゃんと存在するが、在り方を世界市民に問われる。

支配幻想を捨てるようにボランティア作家チームがSFで理想の世界の話を無料でネット出版した。

電子書籍、通常の書籍で、0円販売が開始。その後、本当の面白い本には自然に値段がついた。


どりーみん♪ は変わった本屋だ。

本は棚にずらりと並んであるが、本に値段の表示が無い。その代わり、本が余裕を持って置かれ、

その下にお金の投函口がある。まるで自然農園の農家が無農薬で野菜を作り、野菜を置いて、

「お金はこの箱に入れて」みたいな。

採算は取れるのか? 作家の生計を立てる援助をこのオーナーは行えるのか?

ネット上で論議が展開され、オーナーもブロガーだったので十分な資金が世界市民からカンパされ

ているので、大丈夫ですとどりーみん♪で発信した。

市民主導の経済。クリエイターは尊重され、その刺激を市民が受ける。市民は感想を遠慮なく、

たまにえっと言うような毒舌もあったが、それも尊重され、クリエイターにフィードバックが入った。

才能をお金に変える仕組みが他の分野の店でも新しく起業した人や、有名なデパートでも起きた。

誰も財源に困らない。 互いが直接援助するか、間接援助するか、もしくはパフォーマンスで感謝した。

あなたの夢を書いて出版して^^

この本屋は出版社なのだ。地元密着型の。駐車場だったスペースに明るい雰囲気のゲームセンターを併設。

ちょっとした遊園地になっている。