★きらら 自分から出る声を聴こう ★

2012年5月23日水曜日

ブログを書き続ける理由

 単に作業療法?

最初はそうでした。

入院中に書いていた日記を作業療法で久しぶりにPCを使い、淡々と打ってみた。

久しぶりの手ごたえ。

退院したら・・・ また使いたいな、PC.

いろいろな思い出が錯綜し、作業療法士のけっこうかっこいいあんちゃんに何か力説していた。

2年半、実家にお預け。


退院直前、俺と主治医と両親と例のじいさんと面談。

和やかに話し合いがあったが、

俺が何気なく、「退院後にPCを中古で買ってもいいですか?やっていいですか?」

と聞くと、

このじいさんが真っ赤になって怒る。両親もなんとなくそれはどーなんだ?みたいな。

主治医は満面の笑みで言う。

「趣味に逃げないでどーやって人生を生きるのですか^^」

一発で、じいさんと両親を説得した。

俺はすごく感謝した。

箪笥預金は悪いと感じてはいたが、入院にで要る生活費とその必要物品をちゃんと賄い、

それで余ったので、大須で知っている店でOS無しの古い日立のマシンと格安のプリンターを、

よく知っている量販店で買う。

ネットも最初はADSLを入れてのネットワーカー再スタートでした。

PCと作品を作ることが入院中にリンクし、何か援護射撃。

運命の再会かと。

入院はマイナスかと感じる面もあったが、会いたいと感じる人と会えたり、

出会いといろいろな人の人生を見聞きして、作家の基礎を作った感じがある。

もちろん、それ以前に尋常ではない体験はずっとあった。

書いて表現して見せる。出す。評価を恐れずに。

大抵はびっくりするが最悪な評価は無かった。

才能は本当に何らかの出来事で出てくるが、日記が鍛えたツールだったのは言うまでも無い。