★きらら 自分から出る声を聴こう ★

2013年7月29日月曜日

KD2-流星6 (パラレル)


宇宙では鋭角ターンがいる。

KD2プロジェクトのリーダーはビジョンモニターでとっさに描いた。

西暦2049年。シフト軸0 

(便宜上 シフト軸1を今皆さんの住んでいる地球とする)

つまりだ。

強引なターンは大事だ。

サブリーダーが言う。

宇宙だとなんでも自由でしょう。

リーダーが怒鳴る。

「馬鹿者! さまざまな事象が絡む宇宙では地球で疾走する車とはわけがちがうんだ!」

テーブルを叩き、置いてあった新型PCのMACH-Xはすっ飛んだ。

サブリーダーは、

「あーあーあ、またですかい。何回すっ飛ばすんですか?」

幸い、新型PCのMACH-Xは現場用であり、この現場用にカバーはダイアモンド仕様だった。

リーダーは機体の打ち上げ前に、

このマシンを数回打ち上げた。