★きらら 自分から出る声を聴こう ★

2011年12月28日水曜日

極限ドライバー0  空 理(くう おさむ) 経営者としての挑戦

2041年。

「やっと、うちも自家用車感覚のジェット機で認められたよ」

複数の航空機マニアが競うように自家用車感覚のジェット機の市場を創り合った。


「図ったように出会うものだな。元軍人の社長はそれを生かすし、苦戦した」

空は 振り返った。


それでもひとりで始めたSSYは相変わらず、有限会社でも株式会社でもない。

下請けもあるが”形式上”であり、かつての自動車メーカーがそのブランドで売っている。

不服ではあるが、大きな会社のパワーを借りる戦略は功を奏す。

「SSYなんて知らない連中がまだたくさんいる。まあ、いいか^^¥」


あれほど大きな航空機メーカーも同じ戦略に出て、うちにお金やるから権利を売れと。

まあ、あれは悩んだ・・・

20年前のことだがな。

結局は、会社は設備もたくさんないし、お金も必要+30%で安定経営。なんで30年掛かったのだろう?

3.

意味のある数字らしいが。

そして、社員食堂でぶちあげた”自家用車感覚の宇宙機”

社員は何となく知っていた。

幸。

またか、俺の落書きノートをこっそりみたのは。

給料を減らす?

そうしたいが、しない。

せっかくの大物の演技がばれる。

トップなんて弱いのが現実だ。

オタク気味の開発者に支えられて動くのが開発関係の会社だ。

後、その上の主任も、幸のパートナーとなった、なな も よくやった。

最終的に俺は形式上偉い人で終わりだったんだな。

やはり、俺は日本人だ。

形式聴牌でいいみたいな。

たくさんの儲けは無い。

だが、30年は奇跡に見える。

これが一般消費者の評価だった・・・


ありがとう。