★きらら 自分から出る声を聴こう ★

2011年7月27日水曜日

極限ドライブ                                 006

 光満男は、数十年ものうつ病との戦いを思い出していた。

20世紀は悪戯に医師が患者を薬漬けにし、入院させた。

思い出して涙する。


立場は確かにボンボンだよ。でも働いた体験が無い。


ニートさ。


大金持ちに生まれ、長男で、親は表は大きな会社の部長(日本の会社の商社))


でも、実際は国連をばっくで動かすための就職で、物資支配で世界を牛耳っていた。


俺は親がマフィア以上に力があるのをある電話でのやり取りで聞いてしまった。


ショックだった。一気にうつからうつ病になった。死にたい・・・・


入院しないとあの異常に頭のいい親の影響を受ける。天才はいいが、それじゃあ、人工的な天災


を物資と電磁波で起こすことになる。


満男は東大を出ていた。だが、その後にこの事件を聞いてしまう。


この親はある大きな事件に巻き込まれ、消息を絶つが、財産の相続は満男に来た。


満男はお金など要らなかった。普通の人生を送り、普通の恋愛をし、普通の家庭を持ちたかった。



入院先を自分の特権で事実上家にし、親からの支援は丸ごと受け、感情的な独立を図ろうとした。


心理学の本は入院先にあるものから始め、通販で買い捲り、大きな病院だったので、


心理の先生に頼み込んで個人教授を受けた。

そう、数十年・・・


10代で入院した満男はたくさんの医療スタッフと友人になり、彼らは彼の感情を尊重した。


50歳の誕生日。彼は事実、国連のバックで動く人材になり、自分で創った特殊は会社のオーナー


になった。


独身で彼女無し。でも満足していた。これから来る新地球のための会社のオーナー。


いづれは彼女ができるだろう。



彼の努力をひっそりと見守る近所のある女性はずっと想っていた・・・



この会社の屋号と内情は割愛する。