らら子はひょんなことで結婚相手とケンカしやもえず離婚してしまう。
いくら学生時代からの付き合いでも、お互い子供だと譲歩ができない。
プライドが高かった。
自己主張が強すぎた。相手も。
子供ができなかったのが幸いで、慰謝料も貰えた。
数十万円也。
カウンセラー業は廃業した。
だって、知り合いばかりになり、無いとお世話になった病院にワーカーとして働く。
これはあたしの望みじゃない。
いつも帰りのバスで思いつくアイデアがあり、
廃業して自己破産して、生活保護を受け、
そのお金と時間でいろいろと開発していた。
お金が可能な限りかからない方法で。
ある知人は言った。
「生活保護だからって遠慮はいらない。堂々と買い物しなさい」
この羽柴かおりという先輩カウンセラーさんの助言。バツイチ。
その後、運よく、発明したソフトが売れ出す。
癒し系のソフトだった。
転機。
毎度、ある時期はお金が残り少ない。絶望感が起こる。
らら子は工夫した。
入院中に羽柴が押し付けたたばこも自己管理して1日当たりの本数を減らす。
入院中に自己管理を学び、それは結構、大変だったけどできた。
結婚前は一人暮らし。
結婚してもきちんとしてしまい、相手がだらしない男。だらしない生活をエンジョイ。そのサポートを無意識にしてしまう。
これじゃ、共依存だ。
でも、意図的に境界線が引けない。
おかしい。
勉強して訓練を受けてきたのに。
ひかるくんは儲かっていた。儲かって儲かって儲かって、あたしが気づかないところで豪遊。
一気に借金。
億。
「なあに、運送業でまた儲かるさ」
すでに10トントラックは事故で無くなっていた。
妄想や幻想を語る。通院はしていたのに先生の本音を言わない。薬の処方が間違っている。
先生に言うように言うけど、聞かない。
だめだ。
自分のために離婚しよう。
自分の親と相手の親を呼び出した。
ある喫茶店で。
両方ともこのひかるにうんざりしていた。
「わかったわ。らら子ちゃん。苦労かけたね」
ひかるのお母さんはすでに独身になっていた。
理解ができたらしい。
らら子の両親は自営業だったが、ひかるがらら子の弟の守とそっくりで、
その体験から頭を抱えていた。
で理解した。
言ってみるものだ。
両方の親でひかるをきつい病院に入院させた。
離婚届にはちゃんと彼に判を押させた。
しらふのときに。(薬を飲んでいないとき)
呑んだら暴れるとかではないが(お酒が飲めない)、頑固で強情。
「俺がなんとかする!」
実際は何もできない。
もう懲り懲り。
らら子は正面から彼の目を見据えた。
一時、カウンセラーだったとの自負は消え、
対決姿勢。
そんなもん、何さ。
「あんたは男じゃない。養えない。生活保護を貰っても、何かで使い切る。夫じゃないね!」
「判を押してよ!」
重圧をかけた。
これはチンピラのお客に使った方法だ。
ひかるはビビッて子供のようになった。感情的な成長が止まった子供だったのだ。
仕方なく、引き出しからはんこうを出す。
押す。
「ありがとう。もう遭わないから。ちゃんとお医者さんの言うことを聞いて自立して。」
らら子は相手を見下しつつも、要求をのんでくれた元夫に感謝しつつ、
実家の援助に甘えることで事実上、生活保護を夫専用にし、
段階的に夫と生活保護を切り離した。
自分で稼ごう。
バイトでもいい。部分的な援助は受けてもいい。
そう割り切った。
自営って自営ってすごくない。できる簡単から始めよう。
そんなときにネットで出した癒し系のゲームが当たる。
というよりもそれを知った、親戚が宝くじが当たり、それを寄付してくれた。
数百万円。
ええっ?
親戚のおじさんがいう。
「自営はしろよ。うちらは自営一家。お金はひょうたんからこまみたいに当たったので。うちは十分だ。持って行けよ^^;」
らら子は決心。
発明しよう。そうしよう。
独身でいい。
気楽にあそびながら生きよう。
もう、~~らしさなんてないのだから。
いくら学生時代からの付き合いでも、お互い子供だと譲歩ができない。
プライドが高かった。
自己主張が強すぎた。相手も。
子供ができなかったのが幸いで、慰謝料も貰えた。
数十万円也。
カウンセラー業は廃業した。
だって、知り合いばかりになり、無いとお世話になった病院にワーカーとして働く。
これはあたしの望みじゃない。
いつも帰りのバスで思いつくアイデアがあり、
廃業して自己破産して、生活保護を受け、
そのお金と時間でいろいろと開発していた。
お金が可能な限りかからない方法で。
ある知人は言った。
「生活保護だからって遠慮はいらない。堂々と買い物しなさい」
この羽柴かおりという先輩カウンセラーさんの助言。バツイチ。
その後、運よく、発明したソフトが売れ出す。
癒し系のソフトだった。
転機。
毎度、ある時期はお金が残り少ない。絶望感が起こる。
らら子は工夫した。
入院中に羽柴が押し付けたたばこも自己管理して1日当たりの本数を減らす。
入院中に自己管理を学び、それは結構、大変だったけどできた。
結婚前は一人暮らし。
結婚してもきちんとしてしまい、相手がだらしない男。だらしない生活をエンジョイ。そのサポートを無意識にしてしまう。
これじゃ、共依存だ。
でも、意図的に境界線が引けない。
おかしい。
勉強して訓練を受けてきたのに。
ひかるくんは儲かっていた。儲かって儲かって儲かって、あたしが気づかないところで豪遊。
一気に借金。
億。
「なあに、運送業でまた儲かるさ」
すでに10トントラックは事故で無くなっていた。
妄想や幻想を語る。通院はしていたのに先生の本音を言わない。薬の処方が間違っている。
先生に言うように言うけど、聞かない。
だめだ。
自分のために離婚しよう。
自分の親と相手の親を呼び出した。
ある喫茶店で。
両方ともこのひかるにうんざりしていた。
「わかったわ。らら子ちゃん。苦労かけたね」
ひかるのお母さんはすでに独身になっていた。
理解ができたらしい。
らら子の両親は自営業だったが、ひかるがらら子の弟の守とそっくりで、
その体験から頭を抱えていた。
で理解した。
言ってみるものだ。
両方の親でひかるをきつい病院に入院させた。
離婚届にはちゃんと彼に判を押させた。
しらふのときに。(薬を飲んでいないとき)
呑んだら暴れるとかではないが(お酒が飲めない)、頑固で強情。
「俺がなんとかする!」
実際は何もできない。
もう懲り懲り。
らら子は正面から彼の目を見据えた。
一時、カウンセラーだったとの自負は消え、
対決姿勢。
そんなもん、何さ。
「あんたは男じゃない。養えない。生活保護を貰っても、何かで使い切る。夫じゃないね!」
「判を押してよ!」
重圧をかけた。
これはチンピラのお客に使った方法だ。
ひかるはビビッて子供のようになった。感情的な成長が止まった子供だったのだ。
仕方なく、引き出しからはんこうを出す。
押す。
「ありがとう。もう遭わないから。ちゃんとお医者さんの言うことを聞いて自立して。」
らら子は相手を見下しつつも、要求をのんでくれた元夫に感謝しつつ、
実家の援助に甘えることで事実上、生活保護を夫専用にし、
段階的に夫と生活保護を切り離した。
自分で稼ごう。
バイトでもいい。部分的な援助は受けてもいい。
そう割り切った。
自営って自営ってすごくない。できる簡単から始めよう。
そんなときにネットで出した癒し系のゲームが当たる。
というよりもそれを知った、親戚が宝くじが当たり、それを寄付してくれた。
数百万円。
ええっ?
親戚のおじさんがいう。
「自営はしろよ。うちらは自営一家。お金はひょうたんからこまみたいに当たったので。うちは十分だ。持って行けよ^^;」
らら子は決心。
発明しよう。そうしよう。
独身でいい。
気楽にあそびながら生きよう。
もう、~~らしさなんてないのだから。