★きらら 自分から出る声を聴こう ★

2011年8月19日金曜日

親密ということ

ふたりの男女の甘くもどこか塩辛い関係。

今の俺ならこう表現するだろう。


一人きりを十分に楽しめようになると、逆に視界が広がり、趣味が増え、日常でいろんな知り合いが多くなる。

特に母親との関係の組みなおしは課題で、俺は何回も気持ちを聞いてくれと電話で怒鳴った覚えがある。

親密さは母親との関係がベース。また母親に自分を投影する。母親は生みの親であり鏡になる人だ。


時空が心を現実に反映し、本人の五感で捉えて、色即是空、空即是になる。

色は五感であり、空である現実には意味も何も存在していない。

赤ん坊のときは一方的に母親が存在として強く、無意識波動で価値観を刷り込む。

これはある面利点がある。 子供は母親の価値観を借りて生活し、手抜きではあるが(ちゃんと学習している自己も持っている)

この現実に対応する自己を発達させる。何故か皆一様に3歳で感情的な発達が止まる。(心理学書を読んで、自分に当てはめてそう感じた)

この3歳のときに家族で問題が起き(夫婦関係とか父親母親の感情的な問題、セックスレストかも・・・)

そんな問題で子供は感情的に母親に置き去りにされる。 これが育児遺棄のネグレクトだ。結構頻繁に起きている。

子供からすれば安心していた母親という地球から何も無い宇宙空間に放り出されるのだ。

そして、子供が大人になり勉強して、自分のことを自覚するまで場合により数十年続く。

集中的に母親に相手にされないのだから、家族外の異性に相手にされない、うまく付き合えないと嘘を信じて、信念になる。


実はうまい具合に母親よりはましの異性が人生で現れて、一定の期間、”恋人”、”結婚相手”として本来のあなたの姿に戻していく

過程がある。

それがあまりにも速い人がいるので別れた後で気づくだろう。


一番いいのは恋仲になりながら、それぞれ自分の夢を持ちその夢を追いかけて、人生の途上で再会する人だろう。

実話でもあるし、実際に起きている。


ようは自力で動き、お金を稼ぐか、稼げないなら制度を自分の道具として使い、アップダウンを繰り返しながら自尊心を上げる人は、


波動があがり、相手もシンクロで呼応する。この関係に住所も電話番号の交換もいらない。当然、メールも。


親密な関係は簡単には生じないが、自分自身と自分が親密になり、自己理解へと進み、自己洞察を感じるときに、

世界観が変わり、酷い事件が起きるとしても、単なる現象として見て、

「この現象と俺の人生は全然関係ないね^^¥」

と口で宣言できる。


会わないと寂しい。それはどうだろう。自分の波動と相手の波動が無意識でエネルギー交流しているなら、

会っていても会っていなくても、暖かさとか愛の熱望は直に感じられるのだ。

テレパシー。

この言葉は恋人や仲のいい夫婦、親子に、友人関係にあてはまる。

遠くでも相手のハートと共感(共振)できるのだ。


それくらい、波長が合う。

これが親密さだと感じます。