★きらら 自分から出る声を聴こう ★

2014年4月10日木曜日

ユーザーを尊重するということ

製品を開発して販売していく上で何が大事か?

簡単に言えば、お客様の環境をそのままにしておくことです。

私はWindowsへのスイッチが2000年であり、それまでは趣味でiMacを使用していました。


時代の流れもあり、PCのインストラクターをしていて、お客の人数こそ1人でしたが、

既に普及して、パソコンといえばWindows状態だったので、借金して、ノートPCでWindowsユーザーになりました。

Windows98SEからのスタートです。

それから時代の流れに乗り、そのPCに無理にWindowsXP PROを載せることになります。


自分の部屋も複数のWindowsマシンでLANを組み、インターネットへはADSLで接続という感じ。

血を吐くような感じで、2回目の事業はPCのメンテナンス、OSリカバリ、小さな会社様のネット環境のトラブル対処とかしていました。

ちがう形態の事業にして、ご近所で2人の社長様がお客様になってくださいました。

収入自体は超低空飛行でしたし、借金をしてやっていました。

その体験から言うことができます。

人は特定の環境に慣れると早々簡単に新製品を導入しません。

98=>XPの場合はOSの内部の大きな違いというかカーネルの違いで安定感に段違いの差があり、

これはお客様自身もそんな感じの印象をお持ちなっていて、私の勧めでXPを近所のPCショップでお買い求めになり、入れ替えてくださいました。

まだ柔軟な方でしたので良かったですが、お客様としてはネットと私の意見を信頼してのシフトです。

今の時代はどうでしょうか?

私の意見を言えば、XP、7が一番安定感のあるように感じます。

8、8.1はインターフェースの違いか抵抗感がありますし、あのスタートボタンがなぜ、あのように変化させたか疑問を持ちます。

マイクロソフト様は歴史が長く、主導的なメーカーです。関係者としてはそれに従う感じですが、

距離感を持ちながらも、選択はうちと主体性を発揮して、私自身が生活や仕事で使うツールとして選び、

その上でネットでのやりとりや自己表現に使用しています。

今ではうちはWindowsアプリケーションの開発メーカーであり、それで飯を食うために奮戦しているのです。

一方ではマシンの限界を知るために、LINUXや今でもMS-DOSを使用し、自社専用の小さなOSを

作れないか勉強しています。この自分用のOSも結構な方が試みています。

インターネットで得る情報や、開発者さん自ら執筆なさるなど、勉強していくものには根性さえあればなんとかなる感じです。

ありがとうございます。

メーカーとしては、

主体的に OSや開発マシンを選ぶことをしたい。

また、自社ニーズが先であり、場合によっては自社用のOSが存在しても言いと思います。

開発ツールなど、Windowsを利用すればたくさんあります。それは使います。

私には夢があるのです。あの高校生のときの夢が。

セルフのOSでセルフのゲームを動かすという夢が。

あの8ビット機時代に見た、あのメーカーさんの技術。光っていました。

それを追っています。

少年は40代になり、その夢を思うとわくわくするのです。

ユーザーあっての商売。

私はそう考えます。