どどどどどどどどどどっどど!
戦争中でも一般の宇宙機は毎日たくさんのお客とものを運んでいた。
どどどどどどど。
単に上がって、どっかの宇宙空港へ降りて、修理されて戻る。
すごく単純なようでいて、たくさんの人のお世話になる。
どどどどどど。
2050年に短段式ロケット機が民間利用になり、
ギャラクシー・コーポレーションは独自で宇宙用の機体素材を開発。
アルミより軽く、ダイアモンドコーティングで頑丈なものを使えるようになった。
アルダイアと名付けた新素材はのちに浮遊式の自動車や一般航空機に採用され、
うんと燃料費が落ちたそうだ。
民間の自動車ももう下の道だと危ないので(事故率が上がっていた)
空の上でも運用できるように、反重力コンバージョンと水素エンジンハイブリットが採用され、
自動車学校も様変わりした。元ジェットパイロットが指導していた。