★きらら 自分から出る声を聴こう ★

2011年10月7日金曜日

不思議ちゃん1000%       5                    RSF1

その後、ずっとあのメガネ娘を思い出すことは無かった。

高校からの就職とは別にクラスメイトのコネであるゲーム会社の見学に行った。

クラスメイトと。

そこで見たのは、でれでれとバイトする男女複数。パッケージにシール張り。

得体の知れないオーラ。正直、見学に来て後悔した。ショック。初めてオタクの女子を見た。

あれは生物なのか?

そして、何でそんな歪んだ感性の女とおまえはいる?(そばにいる男子にそういいたかった))


それを察したか営業マンらしき男性は、俺の作品(極限ドライブの元なる作品X1版)

を試そうともせず、こう切り出した。

「俺はねえ、この業界は良いと感じない。今なら(1988年ごろ)建築関係がいいんじゃない?

儲かるって話だよ」

直接X1こととは言わなかったが、フェラーリに例えて、彼は俺に言う、性能が悪くても売れている機種(PC-98VMとかPC-88mkIISR)で作らないなら儲からない。商売にならない。


そんな感じで30分くらいの見学は終わり、この営業マンは俺たちを駅まで送る。

失望したし、何よりもX1の評価はメーカーで低かった。

その後、通っていた工業高校から大きな会社を2社と受けようとした。何故か3社目に父の会社と

書いてしまい、そのためか有名な大きな会社の面接前に先生に止められてしまう。

結果的に俺は父が転業して起業(建築修理業)し、修行が終わるまで、自転車の問屋で有名?

なある会社にバイトでいつくことになる。


実はこの会社の経理のおねーさんが怖かった。


会社での様子


いつものように元コックの与太話を聞きながら、俺は売り物の自転車を日本仕様に改造する。

改造といっても、数点、韓国から輸入したおこちゃまちゃりを部品換装するだけで、後は空気入れ。

それを大きなデパートにこの元コックと行く。

たまに、経理のおねーさんが手伝うのだが、俺は何か話したくても話せないでいた。

雰囲気がかわいくて話せないなら20代の男子としてまあ、わかる。

いつもいらいらして、メガネは無かった。(ここかよ、俺、ぜんぜんかんけいないって・・・))

そのストレスがいつか俺に来るだろうと感覚で解り、でも無防備全開で仕事。(ノンシールドだ))


「ちょっと、あんたねー、何でわたしに話しかけないの?」

俺:「・・・・・えっ、XOXjkjdjidhisusi(混乱と突然の怒りの被爆でわけがわからんで、宇宙へ逃避)」

俺:「といっても、俺、話し苦手ですよ・・・」(緊張しながら言った))


「ふーーーん、そんなじゃいつまでたっても彼女できないよっ!!!」

内心、彼女って何だと思った。(これくらい世間知らずだった)

経理のおねーさんはひとしきり怒ると、事務室へ行ってしまった。


俺:(あれはなんだったのだ? あれは女なのか? 妹も切れると怖いが、あれは人格が壊れている

ような気がする。彼女?ガールフレンドのことか? 今はバイトで一杯一杯つーの。

変な世話をする女だ。 とりあえず、次回からスルーだ)


こんな感じでいろんなところで、俺はメガネ無しの不思議ちゃんに遭い、ストレス爆弾を投下され、

トラウマになることが多い人生だったな。

優しいけど、PC野郎が世間に出るのにこの摩訶不思議な女子の怒りを受け流す技術は必須だ。

オプションではなく、標準装備で持つ必要がある。自分のメンテナンスが大事なのは、この種の女

の怒りをぶつける形の依存に対処して、変な歪んだ魔空空間に持ってかれないように男子諸君は

気をつけよう。

一番いいのは遠くで観察しつつ、警戒し、シールドを張り(自分を癒す方法を職場で実行)

そのシールドで防衛しながら仕事にまっすぐに生きること。

結果的にその怒りんぼ女は他の攻撃対象に移行する。


俺は言う、過去観察し、関わった女子は不思議ちゃんだ。

何か漫画家の気持ちがわかるようになった。この連載で。