★きらら 自分から出る声を聴こう ★

2011年8月23日火曜日

本田健さんの 「ユダヤ人大富豪の教え -再びアメリカへー を読んで

 なんとなく近所の本屋へ行った。

うーん、気分がすぐれないし、気分転換に俺は本を物色する。

昔からの習慣で、ブロガーになってからは特に必要な習慣になった。

そして、再び、新型の(笑)の「ユダヤ人大富豪の教え」を手にし、座り読み(豪華な椅子がある本屋なんだ)

じっくりと試し読みをして見た。俺はいきなり衝動買いをいないようにしている。

財布の都合もあるが、あの主人公のケンがどんな風になっているか・・・

ケンは結婚していた。どうも大学で知り合った女性とだ。

事業も順調なのにこの嫁さんとの関係がやばくなっていた。

うーん、書きたくないが、仕事中毒になると嫁さんと関係がやばくなるのは理解できる。

実に10年前の当時のフィアンセとの関係とそっくりだ。

ケンはやばいと感じたら仕事を途中で放棄してでもできることをなんでもやる奴だ。

俺も相談に乗ってくれるメンターがいた。だが、それでも俺と相手の関係が合わないと言って、

俺は混乱し、相手とも話し合うと涙を流して、「別れないでっ!!!」と泣きつかれた。

別れないとメンターに言うと「馬鹿野郎っ!!!」言わなかったが、軽く、小さなボールをぶつけられた。

結果的に分かれる決断をするに足る材料がその後揃ってしまうのだが・・・


ちょっと脱線するが、相性問題のシグナルを俺なりに書いておこう。参考までにね。


相手との関係がワクワクからうざったいとの感覚に変わる

デート中はしんどく、終わっての帰りの電車が楽だと感じるとか。


仕事を頑張りぬいて、それから遠路はるばる会いに行っても親が何故か歓迎しない

(ちゃんと両親の承諾を得て付き合っていたのにだ)


=> 機能不全家族(特にアルコール依存症の父親とそれを妻と娘でその依存をサポート

する形の(コレが一番多いだろう)は、隠された家族問題や相手に不誠実で自分の都        合で(この家族の場合、俺が養子に入り、財産とか土地の管理、近所づきあいを

一切委ねてその重荷から開放されたかった。俺はその話を、この女性の母親から

持ち掛けられたとき、「俺は自分の苗字が大事なので承諾できません。また、あなたの

家くらいの財産なら自分で作りますっ!!!」と衝動的に答えてしまった。


無意識にこの女性の家族に特に機能不全の部分に嫌気が差していた。実家の方       が家族全員で勉強したり、喧嘩しながらも機能不全から抜けようとしていたから、

相手側の(この女性は機能不全家族の知識を俺と一緒に学んでいたし、理解していた        が、自分が変わらないといけないと気づくと一切の努力を放棄した。

また母親とのべったりをずっとしたいと感じていた。「友達親子だ」(親子カプセル)




今でも機能不全家族を解説した本があるが、もうあまりないだろう。


自分の過去の実例を出して書いているが、社会全体もどこか機能不全が否めない。

オタク文化を肯定したり(趣味に走り、仕事や現実から逃げるのは機能不全家族出身者の特徴だ)

現実問題から逃避する政治家なんかは一番わかりやすい実例だろう。

例え大問題が起きても、私たち国民は立場上、動いて欲しいと感じ、多くを政治家に期待する。

大半が適当かほとんど対処しないで、言葉だけ「善処します」だ。

対応がずさんであの原発事故の詳細が本屋で売っていた。呼んでショックを受けたというより

やはりなあとこの国と大きな会社の姿勢の不誠実さに機能不全家族の知識を使いつつ、

「だめな国とだめな会社のマックスだめコンボスペシャルか、最強のだめだな」と感じる以外

無かった。


さてと、本題に戻らないと。


今回の健さんの本は感情とパートナーシップのことで詳しい洞察を得れる。

メンターが独自の心理学体系を自分で築いた感情の専門家。

これ以上は読んで知ってもらおう。

読んで、俺も忘れていた大切なこと思い出した。

なぜ恋愛をするのか、どうして人を好きになるのか・・・

仕事中毒気味の俺は、この本で泣きそうになった。周囲に悟られまいと顔を隠した。

かなりいい本だ。

少なくとも立ち読みはして欲しい。

本田健のアイウエオフィス(この本の詳しい情報がある)