(相原恵良サイドビュー:) = 不思議ちゃん
恵良は悩んでいた・・・
「せっかく会えるのに。なんか邪魔ばかり入る・・・(涙))」
布団の前には携帯電話とノートPC。
そして、何故か電話する勇気が出ない。
一方的に誤解や勘違いを生むよね。
だって・・・
彼の成長振りが昔の彼がこんなに大きくなるなんて。
びっくりしすぎて声が出ないし。電話すると彼の声、波長が高い。いい声。
恵良は、再び、携帯電話の彼の電話番号に目を落とす。
カケレナイ。
でも。
きっと、神様のいたずらなんだ。
そう感じて、携帯電話の電源を落とした。