★きらら 自分から出る声を聴こう ★

2010年12月15日水曜日

落ち込みと向き合う

 示し合わしたように働けない人が増えている感じがします。

働いている人も学校で勉強に行っている人も仮面うつ病のような感じがします。私はあらゆる種類のうつ病を体験し、日記で追想しているので、そんな方の状態を理解できます。これが現役の回復の道を歩く、サバイバーの視点です。(サバイバーとは、精神科医の斉藤 学氏が著書で書いた言葉。定義は困難な家庭に生まれ、子供時代を謳歌できなかったためにうつ病やPTSDなどの症状を抱えながらも生きる人々のこと。 広い意味で皆当てはまると私は感じる)

回復は自分の感情に正直になり、不快な感情を自分に許すことで浄化が進みます。その後でトラウマ体験が楽になり、生きる方法をその体験の中に発見します。多くの方々は何らかのプライドのせいで
通院しても自分の中のトラウマを見ませんし、見ようともしません。話すのは今の生活の愚痴です。

愚痴は専門家でも患者よりの方に話すほうがいいと私は感じますが、相手も何らかのトラウマを抱えていて、100%受け入れることは無理だと感じます。実際の自分の親兄弟すら難しいのですから、専門家は本当に自力でうまくいかないときに利用し、感情の安全弁を開く相手と私は割り切ります。また、自分の想い感情を大切な人に話すのはあまりいいことは無いとも知っています。 日本人はおしなべて不器用で優しいので、相手がやさしくても簡単には自分はトラウマを話しません。

話すことで理解されたこともありますが、恋愛関係をねじれさせた体験が過去にあります。相手がどんなに心理学を勉強していても、人は感情的な問題と学問とは別の観点を持って生きています。これは専門職の医師やカウンセラーやケースワーカー、看護師もそうです。彼らは仕事として割り切ってやってますし、限界があることも体験で知ります。稀にやりすぎる方もいますが・・・

家族や恋人に話すとしても、感情的な処理は自己責任です。本音を話すことでかえって相手との関係を喧嘩しあう関係にしてしまうこともあります。私は過去の異性関係で相当な苦しみを味わいました。だから、私はまず日記に書いて処理し、それから主治医や援助者に話すプロセスを原則行動として維持しています(たまに失敗します)。

どんな結果であれ自分の招いた結果です。だから私は自分を許すと口で言うのです。