★きらら 自分から出る声を聴こう ★

2013年8月12日月曜日

星降る夜に


ペルセウス座流星群。

わくわく。

実家の前は安全な場所。

あたしの観測場所。

毎年、見てるの。

父は、「お前なあ、ちっとは男を探せ。」

兄も、「お前のお星さま馬鹿は生まれつきだし。いいんじゃないの?」

母は、「うふふ。過去のあたしだね」

妹は、「きっと、星の王子様クラスの純粋な人が見てるよ。」

弟は、「あけみねいさんは、あれがいいんだよ。男の好意って計算だと思っている。」

クラスメイトの恵一くんは、

「星がらみの話は盛り上がるのだけど、恋愛って何って感じで・・・」 (彼は数年のアプローチを続けていた))

「まるで星追い人だよ。こっちは惑星探査機の気分さ。気分で軌道は変わらないけど、

 その周囲が大変動なので、管制室の誘導を待っていたらオシャカだ。自律飛行で、

 彼女に迫る。写真を撮ったら・・・」

にこっ!!!

メディアだけ頂戴ね。

だもの。

自己防衛はすごいし。

格闘技を習っていないのに、自習で完璧。

変に後ろに立つと、ぴきっ! 気が立つよ。

怒るとすごく怖いし。

きっとこれクラスの純粋で強い男子が相手として存在するんだろうな。

俺はいったいなんなのだ?

事実上、学校でのガードマンだよ。

あけみにそんな気はないのは至極当然である。

いつか宇宙へ。

お散歩に行こう。

でもロケットいうものには興味が無かった。

イメージではもういろいろな星に言っていたらしいの。