★きらら 自分から出る声を聴こう ★

2012年4月26日木曜日

春は来た <RSF>> 3

雅彦は・・・・

ななの行動に怖さを感じた。

日頃走りこんでいて良かった・・・

<毎日、5KM>>

全力で教室を飛び出し、校門を軽くクリアー。

なな は 既に行く先を読んでいた。 <怖すぎるよ>>

なな > なんで逃げるのよ。はぁー

雅彦 > どーせ、なんか作れって脅す気だろう。ハアハア。

なな > ちがうもん。もう普通の女子高生だもん。一緒に帰ろうって言いたかったのに。

雅彦 > ・・・・・・ なんか感じが違うんだが。

なな > どこが?

雅彦 > スカートが極端に短い。俺、そーとーショック。

なな > どこの女子高生もこんなもんよ。

雅彦 > 近所の女子高生はもっと丈長いって。

なな > よく観察してるね。さすが作家志望。

雅彦 > 思春期だから・・・ なんで律儀に返答してる?

こうやって、ななの追っかけで雅彦の恐怖症は治っていく。

もう、医師はいらないのか?

雅彦 > 俺、なんか元気になった。

なな > ふふ。


やっと、こいつらはつるんで昔の小学生時代みたいに遊ぶらしい <作者より