★きらら 自分から出る声を聴こう ★

2012年1月8日日曜日

不思議ちゃん1000 10 肉屋で逆ナンパされそうになる

9より時間を少しさかのぼる

ああ、今日も恐怖の肉売りバイトか。あの大きなデパート内での肉の専門店。

何で採用しちゃうのかな?この肉屋の面接の人。

そう感じながら朝の仕事の後、よく寝て、あくびしながら肉屋へ。

毎度、緊張。だってさあ、お客を前に売り子だぞ。それが下手だったので、面前売りに。レジは逃げた。

ある程度なれたこと・・・

 「クリスマスの飾りつけ、いっしょにやらない」

 とメガネの少し太った娘が言ってきた。俺は心中怖いし、女性慣れしていなかった。

 またある事情でクリスマスはキャンセルだったので、

 「ごめん。できない」

 と逃げた。

 その娘は気丈な娘で、ふられたのに森の熊さん♪を歌いながら耐えた。

 このバイトを止めた後で、何回も出てくる回想だ。

 あの時でなければ、俺はOkしただろうに。

 そんな残念なバイトで逆ナンパされた体験だった。

 ごめんなさい。メガネのきさくな娘よ。