もうすぐ、大気圏を抜けて宇宙だ。
輝気雅人は、自作というよりある軍事プロバイダーの社長から貰った鋭角のシルエットに次元中和クリスタルと反重力エンジン、
そして雰囲気のために水素ー酸素ロケットエンジンを全開で地上に対して90度バンクで上昇していた。
元が軍事の最高機密。だが、軍産複合体はあの2012年の皆が覚醒するという現実で嘘が付けなくなり、やる気のある雅人に、
軍用ロケット機をただでくれたのだ。
西暦2020年。 地球は惑星全体で浄化の嵐を通過し、銀河系も通過し、地球人の低い精神性は終わりつつあった。
雅人には夢があった。目的も。
ショート形式で思いつくままに、民間初のロケット機メーカーオーナーの奮戦を書いて見ます。
さあ、病と問題が0の世界へ。 自分を癒しながら待とう。