★きらら 自分から出る声を聴こう ★

2012年6月5日火曜日

ゲーミング 6 (RSF))

雅彦は・・・・ あるゲーム会社の前に立っていた。

クラスメイトの紹介で地元に一番近い会社を選んだが、超有名だった。


手元のバックにはオリジナルのSTG(シューティングゲームの未完成版とYsもどきのARPG未完成版)

があった。同人誌の主催者とその仲間と一緒に。

株式会社QWERTYの営業らしき人物がすぐに奥から出てきた。

雅彦は不安と緊張で一杯だった。

仲間は慣れた様子だった。

頑張れ俺。

話すんだ。

「X1でゲームを未完成ですけど持って来ました。見ていただけませんか?」


営業は苦笑した。

「最初はバイトからですよね?」(激しく突っ込まれる俺)

俺「・・・・(知らなかった。郵便配達はバイトだったが・・・ゲームもバイト?)」


奥では数名の男女がシール張りをしている。内職を思い出した(母の手伝いを)。


それを見てショックを受けたが・・・

営業は話す。

俺がX1のこの会社の製品を買ったとディスプレイを見ながら話したときに、

「スーパーカーの部品を売るよりカローラとか売れている車種の部品を売ったほうが将来がありますね?」

このときにX1をスーパーカーにカローラをPC-98に例えたんだなと感じた。

当時、PC-88mkIISRからPC-98VMなど8ビットから16ビットに流れが変化していた。

そして、X68kも登場していた。