あんなに意気投合したのに・・・
結局は完成しないでコンテストの日が来た。
ななは泣いた。
雅彦の馬鹿野郎っとって。
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雅彦も自分のふがいの無さに泣いた。
デバグしきれないかった。
Z80Aを舐めていた・・・
嫌いだマシン語っ!!!
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ななは思い切り泣いた後、普通の女の子に戻る決意を固めた。
女子には無理なんだ。
あたしには才能が無いんだ。
恋愛も下手だ・・・
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雅彦は何度も電話を手にした。
掛けるか・・・・
震える手でダイアルする。
つぅーつぅーつぅー・・・・(当時は留守電なんて無い)
誰に出ない。
振られたか。
畜生。
運がない。
女運はもっと無い。
====================やがて工業高校を卒業==================
卒業式
両方とも話さない。
どっちも非があるのに謝らない。
作家志望の北条はずっと感じていた。
プライド高い。両方とも。
プロットに起こそう^^♪
そんな感じでばらばらになる。
しかし、人生は何度もチャンスがあるもんだ♪