★きらら 自分から出る声を聴こう ★

2010年11月29日月曜日

極限ドライブ  (単発SF、ショートバージョン))

 午後三時前。

癒しに疲れた俺が、こうして話を書いている・・・ 

セラピーを自分に使っても取れない憎しみと悲しみ・・・

極限状態での肉体労働は覚醒に役立つとある本で読み、試してきた・・・

正直、疲れたし、悶絶な苦痛で自分を刺した感触だ。 ぼーっと感じ直し、雲を眺め、

「俺は自分で自分をいじめているな・・・」 と 気づいた。

うつ状態でも動かないといけないことがあまりにも多かった。その反動もあるし、ある覚醒に関する本の情報がえぐくて、その本の教えにはまり、自分に鞭打ち、苦痛のまま家事をする俺がいた。

内面で浮かぶのは・・・ 苦痛を感じながらも家事に没頭する母親のイメージだった・・・

父は自営業で毎日、忙しかった。 母は、会社の事務をやり、家事をやり、子育てしていた・・・

そんな中で彼らの極限状態を見て、「これが人生か」と苦痛を感じ、信じようとした。一種の宗教になった・・・

人はある時期は自分の限界を超えた苦痛を感じ、それが習慣になっていく。必ず、苦痛な人生のベースモデルがいる。 私は最近、それを感じた。じっくりと味わい、今は休み、力を貯めていく・・・

目に見えない原因があった。それが苦痛を生み出す。 人の身体は過去を覚えている。したいことを始めるときに、この現象が体に出た。それを感じながらも書くのが、

俺の極限ドライブ。 楽しむために苦痛を通過し、今はただ、生きることに味わいを感じている・・・